クサカベ シュウスケ   KUSAKABE SHUSUKE
  日下部 修介
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 歯科保存学(歯冠修復学)
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/03
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 新規光触媒の創製と試作ホームホワイトニング材の漂白効果の検討
執筆形態 共著
掲載誌名 歯科の色彩
掲載区分国内
出版社・発行元 日本歯科色彩学会
巻・号・頁 28(1),23-30頁
総ページ数 8
著者・共著者 越智葉子,亀水秀男,日下部修介,高垣智博,二階堂徹,堀田正人
概要 ハイドロキシアパタイト (HAP) 構造を有した新規光触媒(Yb-HAP)を創製し、 その光触媒能について検討した.さらに、新規に合成したHAP光触媒を配合したホワイトニングジェルを試作し、HAP焼結体による着色モデルを用いて、 ホワイトニング効果について検討した。その結果、合成した光触媒は、X線回折パターンによりHAP構造であることが確認できた。焼結温度1300 ℃で合成したYb-HAP粉末の色素分解能が最も優れていた。Yb-HAP配合ホームホワイトニングジェル剤は、光照射によって着色モデルのL*値の増加、b*値の減少、ΔE*abの増加にホワイトニング効果が認められた。光照射初期で色素分解反応が速く進行していることから、さらにエネルギーの高い光照射や過酸化尿素等の併用により、効率の高いホワイトニングが可能であると考えられた。