サカキバラ チサコ   SAKAKIBARA CHISAKO
  榊原 千佐子
   所属   朝日大学  保健医療学部看護学科 公衆衛生看護学(公衆衛生)
   朝日大学  保健医療学部看護学科 公衆衛生看護学(在宅看護)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2012/12
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 平野重誠「病家須知」から学ぶ看病の智恵(査読付き)
執筆形態 共著
掲載誌名 東邦学雑誌
掲載区分国内
巻・号・頁 41(3),105-119頁
担当範囲 データ分析、論文作成
著者・共著者 澤田節子,榊原千佐子
概要 江戸時代の平野重誠「病家須知」は病気の予防とその対処方法として看病の方法がまとめられたものである。在宅で行われた看病の絵図が描かれているものである。この江戸時代の在宅での病気の予防と現代の健康生活習慣を比較検討し、現代の在宅での看病をはじめとする病気予防の資料を得るためとした。その結果、食事・睡眠・起居動作・呼吸・心の持ち方を大切に扱い、心理面も配慮して看病にあたるように説いていた。看病の心得は看病する人のみを対象としたのではなく、各人が健康増進を図るためにセルフケア能力を高める養生法であった。セルフケア能力が高まることは、この時代を含めて生命を長らえる一つの要因であると捉える事ができる。