タキタニ ヨシアキ   TAKITANI YOSHIAKI
  瀧谷 佳晃
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 歯科保存学(歯内療法学)
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2012/01
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 研修歯科医による出向先施設の研修環境の評価
執筆形態 共著
掲載誌名 岐阜歯科学会雑誌
掲載区分国内
巻・号・頁 38(3),135-141頁
担当範囲 情報分析
著者・共著者 岡俊男,倉知正和,横山貴紀,吉田隆―,瀧口史子,羽田詩子,大橋静江,松原誠,田邊俊一郎,長谷川信乃,近藤亜子,北後光信,松岡正登,安田順―,瀧谷佳晃,山田尚子,石神元,宇野光乗
概要 本院からの出向歯科医(2008~2010年の3年間合計108名)に対して実施したアンケート調査より、協力型臨床研修施設(出向先施設)の研修環境のソフト面を多変量解析した結果、以下の結論を得た。1.アンケート内容の「臨床参加状況」、「指導態度」、「スタッフとの協調」、「患者とのコミュニケーション」そして「勤務乗境」の各項目で、ほとんどの研修歯科医はおおむね良好な評価をしていたが、各項目で非常に低い評価をした者が各年度とも若干名存在し、それらの者はほとんどが同一の研修歯科医であった。2.主成分分析の第一主成分は、出向先施設の研修環境を総合的に評価する式で、「勤務環境」、「スタッフとの協調」そして「指導態度」が総合評価に大きく寄与した。第二主成分は、2つの質的に異なった研修環境を評価する式で、「患者コミュニケーション」、「臨床参加状況」が正方向に、「指導態度」、「スタッフとの協調」が負方向にそれぞれ大きく寄与した。3.出向先施設の研修環境の評価は、指導歯科医に依存して変動する傾向が大きいことがうかがわれた。4.散布図内での主成分得点のプロット位置から、協力型施設の研修環境の特徴がおおむね把握できることが示唆された。