タケシマ ノブオ   TAKESHIMA NOBUO
  竹島 伸生
   所属   朝日大学  保健医療学部健康スポーツ科学科 健康体力科学
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/03
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 地域在住高齢者を対象とした集団型二重課題運動による 身体機能と認知機能への効果
執筆形態 共著
掲載誌名 スポーツパフォーマンス研究
掲載区分国内
出版社・発行元 日本スポーツパフォーマンス学会
巻・号・頁 13,195-208頁
担当範囲 研究の総括
著者・共著者 幸福恵吾, 藤田英二, 中本浩揮, 竹島伸生, 中垣内真樹
概要 地域在住高齢者を対象にモトタイルを用いて,運動と認知課題を併用した二重課題運動を集団で
週 2 回,12 週間実施し,身体機能と認知機能、生活機能への効果を検討した.高齢者 21 人を基本チ ェックリスト(KCL)の認知領域の低下に該当がない 12 人(1 群),該当した 9 人(2 群)に分けた.この結 果,チェアースタンド,ファンクショナルリーチ,アップアンドゴーに経時効果が認められた.20 秒間マー チ時の歩行周期(左脚)の変動係数が小さくなった.KCL の総合点,運動領域点,認知領域点に経時 効果が認められた.しかし,認知機能テスト(単純反応課題,Go/Nogo 反応,Flanker 課題,Stroop 課 題)に有意な変化が認められなかった.KCL 総合点,KCL 認知領域点は 2 群が 1 群に比べて運動後 の変化が大きかった.一方,認知機能テストは 両群で有意な変化が認められなかった.地域在住高 齢者に対する集団型による二重課題運動で身体機能,生活機能(KCL 総合点と認知領域点)の一部 改善が認められ,地域型運動として有効とみられたが,認知機能への効果についてはさらなる検討が 求められる.セノー株式会社からの受託研究(代表:竹島伸生)の一部