コンドウ　ノブオ   KONDO NOBUO   近藤　信夫    所属   朝日大学  歯学部 基礎教育系 化学    職種   教授
言語種別	英語
発行・発表の年月	2017
形態種別	研究論文（学術雑誌）
査読	査読あり
標題	Tumor growth limited to subcutaneous site vs tumor growth in pulmonary site exhibit differential effects on systemic immunities.
執筆形態	共著
掲載誌名	Oncol Rep
掲載区分	国外
巻・号・頁	38,pp.449-455
著者・共著者	Masuda J, Takayama E, Strober W, Satoh A, Morimoto Y, Honjo Y, Ichinose T, Tokuno S, Ishizuka T, Nakata T, Mizutani A, Umemura N, Kitani A, Fuss IJ, Shigehiro T, Kawaki H, Mizuno-Kamiya M,Kondoh N., Seno M.
概要	皮下部位に限定した腫瘍増殖に関連する全身性免疫を評価するために、結腸癌CT26細胞を同系マウス局所皮下および静脈内に注射し、皮下および肺腫瘍モデルを確立した。我々は、骨髄球由来サプレッサー細胞（MDSC）レベルが皮下腫瘍モデルで有意に増加し、肺腫瘍モデルでは増加しなかったことを見出した。さらに、CD4 +およびCD8 + T細胞ならびにCD4 + Foxp3 + T細胞の両方は、皮下腫瘍モデルにおいて有意に減少し、肺腫瘍モデルではほとんど変化しなかった。さらに、皮下モデルはTh1分極バイアスを示した。このバイアスは、IL-4、IL-9およびIL-10産生の減少によって特徴付けられたが、肺モデルではIL-10産生が増加した。これらの結果は、腫瘍発生の様式が全身性免疫に異なる効果を及ぼし、癌患者の治療へのアプローチに影響を及ぼし得ることを示唆している。
ISSN	1021-335X