カメダ ケン   KAMEDA KEN
  亀田 研
   所属   朝日大学  教職課程センター 教育職員
   職種   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2011/03
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 大学生における自己の構造発達一Keganの構造発達理論に基づいて一
執筆形態 共著
掲載誌名 青年心理学研究
掲載区分国内
巻・号・頁 (23),37-54頁
担当範囲 インタビューデータのコーディング及び分析
著者・共著者 齋藤信,杉本英晴,亀田研,平岩賢二
概要 青年期は、成人期への移行の時期であり、自己の発達的変化の要因に認知構造の発達が挙げられる。本研究では、青年期後期(大学生)における自己の発達の特徴をKeganの構造発達理論に基づいて主体―客体面接を通して明ら
かにすることを目的とした。その結果、大学生の構造発達段階が対人関係的な自己から、対人関係を解整くまえつつも、状況を創造し、責任性を認識するシステム的な自己への変化があることが示された。この結果は、海外の知見とも一致し、大学生が他者の視点を重視している段階から、他者の視点から心的距離をとって自己を確立していく過程を明らかにしている。