カメダ ケン
KAMEDA KEN
亀田 研 所属 朝日大学 教職課程センター 教育職員 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 青年期における生きる意味への問い経験尺度の作成:生きがい感,性格特性,アイデンティティの感覚との関連から |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 青年心理学研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (26),147-157頁 |
著者・共著者 | 亀田研 |
概要 | 青年期(中学生、高校生、大学生)において生じる「何のために生きるのだろう」「生きることに価値があるのか」「なぜ今ここにいるのか」といった生きる意味への問いを検討するための生きる意味への問い経験尺度を作成した。これは、自分の人生をどう生きるか、進路及び生き方に対する問いであり、青年期における自己形成及びキャリア意識の形成に関連していると考えられる。尺度を作成した結果、生きる意味への問い経験尺度は、「人生の目的への問い」、「人生の価値の懐疑」、「存在の根拠への問い」の3因子構造を持つことが確認された。また、他の尺度との相関から、生きる意味を問う頻度と生きがい感、アイデンティティの感覚と逆相関を示していた。これは、生きる意味への問いを持つ個人は、経験への開放性が高く、神経症傾向が高いことが示された。この結果は高校時代に生き方やキャアリ意識を考える生徒の理解、支援に役立つ知見を提供すると考えられる。 |