キタザワ マイ
KITAZAWA MAI
北澤 舞 所属 朝日大学 歯学部 総合医科学講座 外科学(朝日大学病院) 職種 助教 |
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発表年月日 | 2016/09/10 |
発表テーマ | 巨大線維腺腫切除後に組織拡張器を用いた一例 |
会議名 | 第13回日本乳癌学会中部地方会 |
単独共同区分 | 単独 |
発表者・共同発表者 | 北澤 舞 |
概要 | 症例は14歳女性。左D領域に10cmの境界明瞭腫瘤を認め、巨大線維腺腫と診断し腫瘍提出術を施行。摘出標本は13×9×4.5cm、重さ267gで悪性所見は認めなかった。腫瘤摘出後の欠損部は大きく、術後の癒着などによる乳房変形や機能障害が危惧されたため、欠損部に組織拡張器を挿入し、術後徐々に抜水することで合併症を最小限に抑えることができた。術後1年経過観察し乳房の形状、乳頭の位置とも高い整容性が得られており、乳腺良性腫瘍の治療の際にも整容性・機能温存を考慮した形成外科的手技の応用は有用であった。 |