タジリカ トシヒロ   TAJIRIKA TOSHIHIRO
  田尻下 敏弘
   所属   朝日大学  歯学部 総合医科学講座 外科学(朝日大学病院)
   職種   准教授
発表年月日 2017/03
発表テーマ 胃癌におけるk-sam遺伝子の意義とその治療対象としての検討
会議名 第50回制癌剤適応研究会
学会区分 研究会・シンポジウム等
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 田尻下 敏弘、森 龍太郎、棚橋 利行、松井 聡、今井 寿、田中 善宏、松橋 延壽、高橋 孝夫、山口 和也、長田 真二、二村 学、吉田和弘
概要 今日、胃癌の遺伝子解析により様々な遺伝子のamplification(HER2、MET、EGFR、KRAS)、mutation(PI3K、HER2、KRAS、BRAF、ROS1)が同定報告されている。
FGFR2遺伝子はK-sam遺伝子と相同であり胃癌細胞株:KATO-3より発見された遺伝子である。胃癌における発現様式はamplificationであり、報告により差はみられるが6%-35%程度とされる。
FGFR2の高発現は乳癌、胃癌をはじめ肺癌、膀胱癌、など様々な癌腫においてその発生、予後、悪性度との関連が報告されOncogeneとしての特徴をもつ。
今回我々は新規の分子標的薬として研究・開発が進められているFGFR(fibroblast growth factor receptor)遺伝子に注目し研究を行った。