エハラ ミチコ
EHARA MICHIKO
江原 道子 所属 朝日大学 歯学部 口腔病態医療学講座 口腔病理学 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 講師 |
|
発表年月日 | 2020/10/11 |
発表テーマ | Candida albicansに感染した口腔粘膜上皮細胞におけるClathrinの局在 |
会議名 | 第63回日本口腔科学会中部地方部会学術集会および学術研修会 |
主催者 | 日本口腔科学会中部地方部会 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 松岡太相、篠島一将、江原道子、中尾寿奈、落合隆永、松下貴裕、刈谷優子、住友伸一郎、永山元彦 |
概要 | これまでの研究では、培養上皮細胞へのC. albicansの感染には、主に感染初期(2~3時間以内)に細胞内のクラスリンタンパクによるエンドサイトーシスや、感染後期(3時間以降)に菌糸のアクティブペネトレーション(能動的浸透)が報告されているが、時間の経過した口腔の慢性カンジダ症では不明な点が残る。そこで、C. albicans に感染した症例組織標本を用いてクラスリン局在を検索した。その結果、C. albicans 感染の菌糸が存在しない部位の口腔粘膜上皮角化細胞層にはClathrin陽性像は認めなかったが、C. albicans の菌糸が多く感染している角化層の一部の細胞内には散在性に陽性像を認め、C. albicans感染の程度に比例する傾向を示した。 |