タジリカ トシヒロ   TAJIRIKA TOSHIHIRO
  田尻下 敏弘
   所属   朝日大学  歯学部 総合医科学講座 外科学(朝日大学病院)
   職種   准教授
発表年月日 2017/06
発表テーマ 潰瘍性大腸炎・結腸亜全摘術後9年目に肛門管扁平上皮癌を発症し予後不良であった1例
会議名 第39回日本癌局所療法研究会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 田尻下敏弘、松橋延壽、高橋孝夫、棚橋利行、松井聡、今井寿、田中善宏、山口和也、長田真二、吉田和弘
概要 本症例は、若年者UCに対する結腸全摘術後の肛門管癌発症である。回腸嚢肛門管吻合術では、まれに残存直腸にcolitic cancerやsporadic cancerを発症することがある。また、回腸嚢肛門吻合術でも術後発癌が報告されている。UCにおいては、外科的治療後にまれに残存直腸や肛門管に発癌することがあるため、UC患者の結腸亜全摘後にはサーベイランスとして内視鏡検査の継続は必要であると考える。