ホッタ マサト
HOTTA MASATO
堀田 正人 所属 朝日大学 大学 教育職員 職種 教授 |
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発表年月日 | 2019/06 |
発表テーマ | イオン交換後のS-PRGフィラー抽出液によるヒト骨髄およびヒト歯髄由来細胞の動態 |
会議名 | 日本歯科保存学会2019年度春季学術大会(第150回)プログラムおよび講演抄録集 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 共同 |
概要 | S-PRG抽出液を異なる希釈率となるよう細胞培養培地を添加した抽出液希釈培地と、S-PRGフィラー:溶媒比を変化させて作製した培地を用いてhBMSCとhDPSCを培養し、増殖および、アルカリホスファターゼ(ALP)活性を検討した。また、S-PRG抽出液中に多く含まれるホウ酸イオンとストロンチウムイオンの作用も同様に検討した。さらに、S-PRG抽出液にNa型、K型、Ca型等のゼオライト顆粒を添加し、24時間振とう後のS-PRG抽出液中のイオン組成を評価し、その含有培地についても細胞増殖を評価した。その結果、培養48時間後および7日後の hDPSCの生存率から、ストロンチウムの含有量の多い培地で増殖が促進され、ホウ素の含有量の多い培地でALP陽性のhDPSCが顕著にみられた。しかし、ストロンチウムまたはホウ酸イオンの添加ではS-PRGフィラー抽出液でみられた効果は認められなかった。 |