エハラ ミチコ   EHARA MICHIKO
  江原 道子
   所属   朝日大学  歯学部 口腔病態医療学講座 口腔病理学
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   講師
発表年月日 2024/09/07
発表テーマ 歯科医学学修におけるアクティブリコール(想起練習)の重要性
会議名 第43回日本歯科医学教育学会学術大会
主催者 日本歯科医学教育学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
国名 日本
開催地名 名古屋
開催期間 2024/09/06~2024/09/07
発表者・共同発表者 江原道子, 河野 哲,飯田幸弘,櫻井 学,永山元彦
概要 近年の歯学部生は国家試験前のみならず下級学年時より多肢選択問題を解く機会が増えているが、解き方や復習方法によって学修内容の定着度に差がある。また、文章の表現が変わることにより問いの本質を正確に理解できないため解けなくなることもあり、国語力の低下という側面も懸念されている。Roedigerらは、テストにより繰り返し学習することで学習効果が向上するが、想起させることは理解力も向上させる効果があると述べている(Psychol Sci. 2006)。
朝日大学歯学部6年生(132名)を対象に、20XX年4月に実施したまとめ講義において、成績評価対象としない自習用問題として多肢選択問題形式(523問)と記述式問題(61問)をMoodleにて出題した。多肢選択問題は科目毎および全科目がそれぞれランダムに出題される2種類のテストを作成した。記述式問題は、「〇〇は何か?」などの問いに対して、用語や診断名を入力する短答式問題を出題した。受験は自由参加として、テストの受験回数や出題毎の受験回数と客観試験結果との関連について検討し、発表した。