サクライ サトル   SAKURAI SATORU
  櫻井 学
   所属   朝日大学  歯学部 口腔病態医療学講座 歯科麻酔学
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   教授
発表年月日 2024/10/26
発表テーマ 総アデニル酸(ATP+ADP+AMP)検査を用いた静脈内鎮静法および全身麻酔法に関わる診療環境の衛生状態の評価
会議名 第52回 日本歯科麻酔学会
主催者 日本歯科麻酔学会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
国名 日本
開催地名 新潟県新潟市
開催期間 2024/10/25~2024/10/27
発表者・共同発表者 近澤沙耶, 後藤隆志, 杉原賀子, 林 里映, 櫻井 学
概要 ルミテスターSmartによるATPふき取り検査は,有機物に含まれるATPを汚染指標とした衛生検査法であり,汚染状況を数値化することが可能である.今回,静脈内鎮静法および全身麻酔法に関わる診療環境の汚染状況を調査し,感染予防対策を試みたので報告する.計108ヶ所を盲目的かつ抜き打ちで検査した.本研究を行う前の診療室内の汚染状態は平均25,350 RUL,清掃不合格箇所は84%と極めて不良であった.清掃スタッフに現在の汚染状況を伝達して清掃を行ったところ,診療室内の汚染状態の不合格箇所は有意に減少した.診療室内の汚染状態を可視化して清掃スタッフが汚染状態を把握することは,診療室内の衛生状態を向上させるのに効果的である可能性が示唆された.