カワキ ハルミ
KAWAKI HARUMI
川木 晴美 所属 朝日大学 歯学部 口腔構造機能発育学講座 口腔生化学 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2015/09/11 |
発表テーマ | マウス口腔扁平上皮癌の悪性形質獲得に伴う脾細胞の抗腫瘍免疫応答の変化 |
会議名 | 第57回歯科基礎医学会学術大会・総会 |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 鷲見成紀, 神谷真子, 川木晴美, 高山英次, 伊藤宏衣, 足立充隆, 稲垣俊弘, 村松泰徳, 住友伸一郎, 近藤信夫 |
概要 | 悪性形質の異なる種々のマウス口腔扁平上皮癌細胞株Sq1979 サブクローンを移植したマウス脾細胞のサイトカイン産生能などの免疫応答を比較し,悪性形質の変化が抗腫瘍免疫に及ぼす影響を検討した.脾細胞を,抗CD3抗体を用いて48時間試験管内で刺激培養し,上清中に分泌されたインターフェロンγ(IFN-γ)とインターロイキン-10(IL-10) の濃度をELISA法にて測定した.IL-10 産生能は転移リンパ節由来のL3,L5,L6 移植群で,IFN-γ と同様有意に低下したのに対し,Sq1979,Sq233系列およびL2 移植群では上昇傾向を示し, OSCCの悪性化に伴い,脾細胞のIFN-γ 産生能が低下したが,IL-10 産生の制御は全く異なることを示した. |