ニシヤマ ワタル
NISHIYAMA WATARU
西山 航 所属 朝日大学 歯学部 口腔病態医療学講座 歯科放射線学 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 講師 |
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発表年月日 | 2017/09/15 |
発表テーマ | 体表面の三次元動画をシンクロさせたビデオ嚥下像検査 |
会議名 | 第23回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大 会 |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 飯円幸弘,吉田洋康,西山航,福井達真,勝又明敏 |
概要 | ビデオ嚥下造影検査は嚥下運動を二次元のX線投資動画として観察するため、軟組織の二次元情報を欠如しているため、体表面の軟組織の三次元情報をVFとシンクロさせる方法を開発した。体表面に5mmの鉄球を貼付し、VFと体表面のマーカーとし、ヨード系造影剤をを含むゼリーを造影剤加模擬食品とし、X線透視装置を用いてVF画像を取得した。と同時に、iPodのカメラ機能とビデオカメラを用いて3方向から撮影した。距離計測に用いる二次元的座標のキャリブレーションのために5mmの鉄球を埋め込んだ自作ファントムを撮影した。三次元運動解析ソフトを用いて三次元動画を作成した。その結果、VFと同期した状態の体表面軟組織三次元動画の作成に成功した。本動画は視野を360度変えることができ、鉄球間距離の計測も可能であった。側面VFしか行っていなくても、体表面軟組織の状態を数値で客観的に記録することが可能であるため、単独で行うより、嚥下機能を詳細に評価できると考えられる。 |