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シミズ ユウタ
SHIMIZU YUTA
清水 雄太 所属 朝日大学 歯学部 口腔感染医療学講座 歯周病学 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 講師 |
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| 発表年月日 | 2018/09 |
| 発表テーマ | bFGFと炭酸含有アパタイト多孔体複合体のインプラント周囲骨欠損への応用 |
| 会議名 | 第48回 日本口腔インプラント学会学術大会 |
| 学会区分 | 全国学会 |
| 発表形式 | ポスター |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 発表者・共同発表者 | 渋谷俊昭, 清水雄太 |
| 概要 | 目的: 歯周病の罹患により抜歯に至った後の機能回復処置として, インプラントが選択されるケースが増加している. 歯周病罹患部の骨形態は不整であり十分な骨量がない場合がある. 近年, 塩基性線維芽細胞増殖因子(bFGF)の局所投与による歯周組織再生療法が試されている. 炭酸含有アパタイト(CA)は,骨伝導能に優れ吸収性を持つため骨再生の足場として, また増殖因子を保持する 担体として期待できる.
本研究では, インプラント周囲の骨欠損に対してCAを足場として bFGF を添加した複合体の有効性を検討した. 結果: BMD,新生骨量,新生骨高さ全てに FGF+CA群で有意に向上していた.CA顆粒の残存は認められたが,FGF+CA 群で著明な骨再生が観察された.また, CA 群と比較してCA残存率は有意に少なかった. IV考察および結論: インプラント周囲骨欠損に対しCA を足場とし bFGF を添加することが骨再生に有効であることが示唆された. |