タジリカ トシヒロ
TAJIRIKA TOSHIHIRO
田尻下 敏弘 所属 朝日大学 歯学部 総合医科学講座 外科学(朝日大学病院) 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2012/11 |
発表テーマ | 大動脈十二指腸瘻(aortoduodenal fistula:ADF)3例の検討 |
会議名 | 第40回 日本救急医学会 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 田尻下 敏弘, 藤山 芳樹, 井川 愛子, 白子 隆志 |
概要 | ADFとは腹部大動脈と十二指腸内腔に直接交通ができる病態である。手術既往の有無により一次性、二次性に分類される。比較的稀な疾患であり診断がつきにくく致死率も高い。今回我々はADF自験例3例について検討した。
【考察】 ADFでは早期診断、治療が行われないと致命的である。大動脈瘤既往(手術歴)における原因不明の消化管出血では本疾患を念頭に置く必要がある。自験例3例を振り返りADF早期診断の観点から救急領域で高頻度に遭遇する吐下血診療のpitfallを検証する。 |