ヤスオ トシアキ   YASUO TOSHIAKI
  安尾 敏明
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 口腔生理学
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   准教授
発表年月日 2026/02/14
発表テーマ 学生主体の地域歯科啓発活動と学内学修の実践 - 朝日大学 学友会「社会歯科医療研究会」の取り組み -
会議名 2025年度 岐阜歯科学会 第195回例会
学会区分 地方学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 織田夏実、伊藤大起、政田塁、小野瑞季、大江皐月、篠田健伸、鈴木日菜、染田琴葉 、櫻井友満 、岸上真奈美、永山百萌、藤原華音、堀 綾華、大平蒼司、小島早由良、近藤万里愛、新谷勇人、千葉聡太、辻友輝、矢路日人、山崎誠大、山本花梨、上田悠介、永山元彦、塚本 智、棚瀬精三、安尾敏明
概要 朝日大学学友会「社会歯科医療研究会」は50年以上の歴史を持ち、200名を超えるOB・OGを擁する学生団体である。アフターコロナ以降、部員数は増加し、2025年度には新入生23名を迎え、約80名が所属している。本発表では、歯科啓発活動と自学自習を両輪とした取り組みを紹介し、予防歯科の実践的理解における有用性を報告する。
本研究会は、歯科啓発活動および学生主体の学習を通じて、予防歯科を実践的に理解することを目的とし、「将来の歯科医師像を明確に持つ」ことを目標として活動している。学内では、齲蝕学、歯周病学、歯科材料学、口腔解剖学などの勉強会を上級生主導で実施し、歯型彫刻や印象・石膏操作、ブラッシング指導などの実習も行った。大学祭では印象採得と模型作製体験を提供した。さらに2025年度は、飲料による抜去歯の脱灰比較実験やレジン硬化観察を実施した。これらは学生主体で運営され、理解深化に寄与している。
学外では、34年間にわたり岐阜県郡上市の妙高こども園にて0〜5歳児を対象とした歯科啓発活動を継続している。2025年度は学生24名が参加し、約140名の園児に対し、寸劇やクイズを通じた指導に加え、「あいうべ体操」を導入した。保護者には仕上げ磨き等の資料と歯ブラシを配布し、歯科医師による講話も実施した。活動後の振り返りにより自己理解を深める機会ともなった。
以上の活動を通じ、地域における歯科啓発の意義やライフステージに応じた予防歯科の重要性を実践的に理解できた。今後は学内活動の質的向上とともに、口腔内診査やブラッシング指導の再開を目指す。なお、本活動は妙高こども園およびOB・OGの支援により成り立っており、深く感謝する。