|
ヤスオ トシアキ
YASUO TOSHIAKI
安尾 敏明 所属 朝日大学 歯学部 口腔機能修復学講座 口腔生理学 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 准教授 |
|
| 発表年月日 | 2026/09/10 |
| 発表テーマ | アスコルビン酸ナトリウムに対するENaC依存性味覚応答とODSラットにおける食後効果による摂取調節 |
| 会議名 | 日本味と匂学会第60回大会 |
| 学会区分 | 全国学会 |
| 発表形式 | ポスター |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 発表者・共同発表者 | 安尾敏明、高橋慎平、岩田周介、硲哲崇 |
| 概要 | アスコルビン酸(AsA)を合成できないODSラットを用いたこれまでの研究において、アスコルビン酸ナトリウム(AsA-Na)は同濃度のNaClと同程度のリック率を示した一方、48時間二瓶選択試験における嗜好率は低かった。この乖離に食後効果(post-ingestive effect)が関与するかは不明であった。そこで、本研究では、AsA充足状態のODSラットを用い、上皮型Na⁺チャネル(ENaC)阻害薬アミロライド(Ami)添加の有無によるAsA-NaおよびNaClに対する嗜好性を評価するとともに、鼓索神経応答を測定した。100 mM NaClに対する鼓索神経応答は30 μM Amiにより約45%抑制されたのに対し、100 mM AsA-Naに対する応答は約90%抑制された。48時間二瓶選択試験では、Ami投与によりNaClに対する嗜好率および摂取量は有意に減少したが、AsA-Naでは変化を認めなかった。以上より、100 mM AsA-Naの味覚情報は主としてENaCを介して伝えられる一方、その長期摂取行動には食後効果が関与することが示唆された。 |