タジリカ トシヒロ   TAJIRIKA TOSHIHIRO
  田尻下 敏弘
   所属   朝日大学  歯学部 総合医科学講座 外科学(朝日大学病院)
   職種   准教授
発表年月日 2013/11
発表テーマ 術前診断が可能であった魚骨による虫垂穿孔の2例
会議名 第75回 日本臨床外科学会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 田尻下 敏弘, 白子 隆志, 佐野 文, 井川 愛子, 沖 一匡, 藤山 芳樹, 徳丸 剛久
概要 今回、我々は臨床症状が比較的軽度で血液検査においても炎症反応が軽度であり術前診断が可能であった虫垂異物(魚骨)を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する。
症例は44歳男性、理学所見では右下腹部中心に下腹部全体に圧痛を認めたが、反跳痛は認めなかった。腹部造影CTでは虫垂内異物による二次性虫垂炎の診断のもと同日、虫垂切除術を施行した。虫垂異物は魚骨が原因となることが多く、穿孔症例も多いため有症状の際には手術に踏み切ることが必要と考えた。