ヒラタ ハヤト
HIRATA HAYATO
平田 勇人 所属 朝日大学 法学部 法学科 朝日大学 大学院 法学研究科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2009/11/28 |
発表テーマ | 法律相談とコンピュータ |
会議名 | 関西民事訴訟法研究会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | エル・おおさか |
発表者・共同発表者 | 平田 勇人 |
概要 | 法律相談に対してコンピュータはいかなる可能性を秘めているか。法律家は法律相談があれば相談者から事情聴取を行った後、事実を整理して法的な主張の検討を行い、対応方針の選択・検討を行うであろうし、もちろん相談者に対する説明も必要となるであろう。法律家の紛争解決に向けた総合的な法的推論(判断)は、実体法のみならず手続法の知識も動員して行われる。さらに、世界中がインターネットで結ばれ便利になった反面、音楽や映像等の記録媒体の海賊版がネット上で違法に取引されたり、その他、国境を越えた様々な紛争が増加したりしているのがIT社会の厳しい現実である。そうした中で、多様なニーズに応じた適正・迅速で実効的な司法救済を得られるための一つの方策として、法律人工知能やインターネットを活用した方法が考えられている。本報告はコンピュータの持つ可能性を、第一に法律人工知能の観点から考察する。第二にネットワークに接続された、オンラインADRを通して考察する。第三に、教育の現場でコンピュータをいかに活用できるか(調停教育等)について考察した。 |