ヒラタ ハヤト   HIRATA HAYATO
  平田 勇人
   所属   朝日大学  法学部 法学科
   朝日大学  大学院 法学研究科
   職種   教授
発表年月日 2010/07/31
発表テーマ 国際取引における信義誠実の原則
会議名 日本経営実務法学会
単独共同区分 単独
開催地名 大阪工業大学 大阪センター(大阪梅田)
発表者・共同発表者 平田 勇人
概要 第13回日本経営実務法学会において、CISGに日本もようやく加盟し、今後、国際取引においてCISGはますますその重要性を増すといわれている。そうした中で、なぜEUに属する先進国イギリスがまだCISGに加盟しないのか、そうした疑問を抱きながら、昨年ケンブリッジ大学から招聘されて研究する機会に恵まれた。イギリスがCISGを批准しない理由はいくつか考えられるが、本報告においては、①Nathalie Hofmann,"Interpretation Rules and Good Faith as Obstacles to the UK's Ratification of the CISG and to the Harmonization of Contract Law in Europe,"22 Pace International Law Review(2010)pp.145-181、②Sally Moss,”Why the United Kingdom Has Not Ratified the CISG,” 25 Journal of Law and Commerce (2005) pp.483-485、③Angelo Forte,”The United Nations Convention on Contracts for the International Sale of Goods: Reason or Unreason in the United Kingdom,”26 University of Baltimore Law Review (1997) pp.51-66の3論文を参考にして学会発表した。なお、当日の質疑応答を通して得られた成果を取り入れて、学会誌『経営実務法研究』に掲載予定。