ショウジ ナオト
SHOJI NAOTO
庄司 直人 所属 朝日大学 保健医療学部健康スポーツ科学科 健康体力科学 職種 教授 |
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発表年月日 | 2016/10 |
発表テーマ | 超急性期災害看護におけるレジリエンスー東日本大震災を経験した産業医と企業立病院看護師の視点からー |
会議名 | 日本人間工学会東海支部2016年研究大会 |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 名古屋市立大学 |
発表者・共同発表者 | 庄司直人、榎原 毅 |
概要 | 超急性期の災害医療現場において、医療従事者の不確実性を乗り切るレジリエンスを検討した。東日本大震災を経験した産業医と企業立病院で当時勤務した現産業看護師にインタビューを実施し、当時の状況、発生した脅威、グッドプラクティス、残された課題を分析した。医師からは「医療資源を的確に把握し何をどこまでやるか明示することが必要だった」看護師からは「リーダーシップを発揮できる人材の必要性」が訴えられ、ともに今後の災害医療研究においてリーダーシップに関する詳細な研究が必要であることが示唆された。また、看護師のレジリエンスには医師との合意形成能力が重要であることが示され、医師が意思決定者となることが多い医療現場ではたらく看護師特有のレジリエンス要因が示された。結論として、医療資源の把握と明示、医学的知識、心理学的知識、リーダーシップなどが看護師のレジリエンス要因であることが示された。 |