ウノ ミツノリ
UNO MITSUNORI
宇野 光乗 所属 朝日大学 歯学部 口腔機能修復学講座 歯科補綴学(固定性義歯学) 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2009/10/02 |
発表テーマ | 銀ナノ粒子を添加した歯科用陶材の分光分析 |
会議名 | 平成21年度春期 第54回日本歯科理工学会学術講演会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 宇野光乗,野々垣龍吾,藤枝督史、大森俊和,倉知正和,若松宣一,飯島まゆみ,土井 豊 |
概要 | 銀ナノ粒子をPorcelainに添加した場合,ビッカース硬さや破壊靭性が添加量の増加に伴って増加する.銀ナノ粒子によるPorcelainの高靭化機構として,銀イオンのイオン交換反応,あるいは銀ナノ粒子による亀裂の架橋や屈曲が考えられるが,焼結後の銀の状態も含めて,高靭化機構は不明である.そこで,1000ppmまでの銀ナノ粒子を添加したグレージング材を製作し,ビッカース硬さ,Median亀裂長さと紫外可視光反射スペクトルから銀の状態と高靭化機構を検討したところ,グレージング材の高靭化には,溶解した銀イオンの寄与だけでなく,分散した銀ナノ粒子も寄与していることが示唆された。 |