キシモト トシユキ
KISHIMOTO TOSHIYUKI
岸本 敏幸 所属 朝日大学 歯学部 口腔病態医療学講座 歯科麻酔学 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 講師 |
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発表年月日 | 2019/07/15 |
発表テーマ | 集中歯科治療における全身麻酔管理中に発症した小児のアナフィラキシーショック症例 |
会議名 | 第54回中部歯科麻酔研究会 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 名知ひかる,中西康典,岸本敏幸,小杉謙介,櫻井学,智原栄一 |
概要 | 8歳,男児,気管支喘息の既往があった。アドレナリン含有2%リドカインで局所麻酔後,ラバーダムを装着し治療開始した。治療開始5分後より急激な血圧低下、脈拍数増加を認めた。応援の手配、酸素投与、下肢挙上、アドレナリン静脈内投与、末梢静脈路の追加確保、輸液負荷、ステロイドおよび抗ヒスタミン薬投与、採血等を行った。循環動態改善後、挿管管理下に小児専門医の在籍する救急病院に搬送となった。思春期の小児は致死的なアナフィラキシーの危険性が高いとされることから、迅速な判断と適切な治療が必要である。 |