タジリカ トシヒロ
TAJIRIKA TOSHIHIRO
田尻下 敏弘 所属 朝日大学 歯学部 総合医科学講座 外科学(朝日大学病院) 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2014/11 |
発表テーマ | CT検査により術前診断可能であった代用膀胱穿孔の一例 |
会議名 | 第76回 日本臨床外科学会 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 田尻下 敏弘, 末次 智成, 沖 一匡, 井川 愛子, 佐野 文, 白子 隆志 |
概要 | 【はじめに】代用膀胱は外傷による膀胱損傷、尿路系悪性腫瘍(膀胱癌など)に対する膀胱摘出に対して行われ、回腸を使用されることが多い
【症例】66歳、男性、6年前に膀胱癌に対して膀胱全摘、回腸代用膀胱造設術施行された。腹痛を主訴に救急外来受診し入院翌日にも臨床症状は改善せず、血液検査において炎症反応の増悪を認めたため代用膀胱穿孔による腹膜炎を伴ったと判断し同日、全身麻酔下に開腹ドレナージ、代用膀胱修復術を施行した。 比較的稀な病態ではあるが代用膀胱造設患者における急性腹症に対しては本病態も念頭におき診療にあたる必要がある。 |