ウメムラ ナオキ   UMEMURA NAOKI
  梅村 直己
   所属   朝日大学  歯学部 口腔構造機能発育学講座 口腔生化学
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   講師
発表年月日 2024/03/31
発表テーマ 多剤耐性口腔がん細胞に対するshikoninの免疫原性細胞死
会議名 日本薬学会第144回年会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 横浜
開催期間 2024/03/28~2024/03/31
発表者・共同発表者 岸田 、梅村 直己、宮﨑 裕美、八木 秀樹、大越 絵実加
概要 抗癌剤治療後の多剤耐性がんの出現は、がん根治において解決すべき課題である。近年、がん免疫療法の奏功 率向上のため、がん細胞に対して特異的な免疫細胞を動員する免疫原性細胞死 (ICD) の誘導が注目されてい る。ICDによる死細胞の残存物 (DAMPs:ダメージ関連分子パターン) の中で、calreticulinの膜表面への露出 は、樹状細胞などの成熟を促し、二次的に免疫応答を増強することが知られている。本研究は、難治性のがん 細胞に対しナフトキノン類が引き起こす細胞死が、ICDとして特徴づけられるcalreticulinを誘導すること、ま たそのメカニズムはネクロプトーシスと呼ばれる制御された形態のネクローシスであることを明らかにした。