ヒラタ ハヤト   HIRATA HAYATO
  平田 勇人
   所属   朝日大学  法学部 法学科
   朝日大学  大学院 法学研究科
   職種   教授
発表年月日 2010/09/27
発表テーマ イギリスの法律制度―ケンブリッジ大学を通してみたもの
会議名 名古屋地方裁判所・一宮簡易裁判所調停委員講習会
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 名古屋地方裁判所一宮支部大会議室
概要 報告資料に基づき、1.イギリスの裁判所組織(イギリスには、貴族院、控訴院、高等法院、刑事法院、県裁判所、治安判事裁判所の6種類があり、他に、特別裁判所(検屍官裁判所、軍事裁判所、公正取引裁判所、教会裁判所等)について説明した。2.イギリスの裁判官・裁判所職員等(裁判官の内訳として、大法官、常任上訴貴族、イングランド首席裁判官、記録長官、家事部長、副大法官、控訴院裁判官、高等法院裁判官、マスター、巡回裁判官、嘱託裁判官、非常勤裁判官、地方判事、非常勤地方判事、有給治安判事、無給治安判事があることを資料に基づき説明した。次に、裁判所職員等(職員、書記官、執行官)について報告説明した。3.イギリスの法曹養成制度(バリスターとソリシターの分類や、インズ・オブ・コートが4つあることの説明を行った。さらにソリシターの団体としてはロー・ソサイエティがあり、ソリシターの資格要件、養成手続その他ソリシターの活動について規則を定める権限を有していることを説明。4.イギリスの民事裁判手続とADRについて報告した。しかる後、参加者からの質疑応答をした。