オカ ナオキ
OKA NAOKI
岡 直樹 所属 朝日大学 歯学部 総合医科学講座 外科学(朝日大学病院) 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2017/10/12 |
発表テーマ | 破裂内頚動脈前壁血豆状動脈瘤に対する 静脈グラフト併用wrap and clipping術 |
会議名 | 第76回日本脳神経外科学会総会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 名古屋 |
発表者・共同発表者 | 岡 直樹, 山田 哲也, 加納 清充, 石澤 錠二, 郭 泰彦 |
概要 | 当院では術前に破裂内頚動脈前壁血豆状動脈瘤と確定診断できれば、静脈グラフトを併用したwrap and clippingを行っている。STAの発達の程度に応じて、STA本幹-MCA(M2)間のshort vein graftを用いたmoderate flow bypassと、ECA-MCA high flow bypassを使い分けている。また、wrap and clippingに際してはPcom AやACho A温存のための工夫を行ない、良好な結果が得られた。破裂内頚動脈前壁血豆状動脈瘤に対する静脈グラフトを併用したwrap and clippingは、順行性血流が維持され、バイパスグラフトの開存性も良好であった。また、穿通枝障害による脳虚血や、遅発性脳血管攣縮に対しても有効な治療手技と考えられた。 |