シモジョウ ヨシアキ
SHIMOJOU YOSHIAKI
下條 芳明 所属 朝日大学 法学部 法学科 朝日大学 大学院 法学研究科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2021/07/03 |
発表テーマ | スウェーデン王位継承制をめぐる諸問題―選挙原理と血統原理との相克― |
会議名 | 第31回関西法政治研究会 |
主催者 | 関西法政治研究会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 京都教育文化センター |
開催期間 | 2021/07/03 |
概要 | ・スウェーデンといえば、社会福祉、情報公開、男女共同参画、国際貢献などの分野で先進的取組みを実施していることで知られるが、君主制改革の面でも世界が注目するような実績を示してきた。本報告では、スウェーデンの王位継承制に関して、ヴァイキング王国以来の歴史的展開を回顧したうえで、第二次世界大戦後における王室改革論議の結果、1980年から実施されている女王制度(いわゆる、「長子優先両系王位継承制(fullt kognatisk tronföljdsordning)」)の憲法政治学的意義を考察した。併せて、わが国でも、皇室制度改革はまさに焦眉の急を要する問題であり、女性天皇、女系天皇あるいは女性宮家の導入をめぐる議論が交わされているが、この点でスウェーデンの歴史および制度から学ぶべき論点とは何かについて検討した。 |