カトウ タケル
KATO TAKERU
加藤 尊 所属 朝日大学 保健医療学部健康スポーツ科学科 スポーツ科学 職種 教授 |
|
発表年月日 | 2010/09 |
発表テーマ | 若年時の運動が骨形態に及ぼす影響 ―若年男女の比較― |
会議名 | 第65回日本体力医学会大会発表会 |
開催地名 | 千葉 |
発表者・共同発表者 | 加藤 尊,山下剛範,丹羽正人,松本 実,本田亜紀子,梅村義久 |
概要 | 女性では、第二次性徴よりエストロゲンの影響により骨膜性骨形成が抑制され、皮質内膜での骨形成が進み皮質骨が厚くなると説明している。そこで我々は、運動が骨形態に及ぼす影響を、男女比較することで明らかにすることを試みた。若年男性では、腰椎、大腿骨近位端部全体、大腿骨頚部の骨塩量と骨形成指数との間に有意な正の相関関係が認められた。若年女性ではDXA法より求めた諸指標と骨形成指数との間に有意な相関関係は認められなかったが、MRIより求めた骨形態諸指標と骨形成指数との間には、皮質骨横断面積、外周囲、Imax, Iminとの間に有意な相関関係が認められた。女性の過去の運動が骨に及ぼす影響を分析する場合、エストロゲンの作用を考慮に入れた分析方法が適当ではないかと考えられる。 |