ノダ(オオタ) エミ
NODA (OHTA) EMI
野田(太田) 恵未 所属 朝日大学 歯学部 口腔病態医療学講座 障害者歯科学 職種 助教 |
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発表年月日 | 2022/09/23 |
発表テーマ | 訪問診療にて摂食嚥下機能評価を実施した筋萎縮性側索硬化症への介入 |
会議名 | 第28回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(基調) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 千葉市 |
開催期間 | 2022/09/23~2022/09/24 |
発表者・共同発表者 | 前田知馨代, 行岡正剛, 鎌田春江, 棚橋幹基, 野田恵未, 安田順一, 岩瀬陽子, 玄景華 |
概要 | 朝日大学医科歯科医療センターにおける訪問診療にて摂食嚥下機能評価を実施したALSの症例について,患者ごとの病状の経過や対応方法について比較検討したので報告した. 2018年11月から2022年3月まで訪問診療で対応した8名(男性3名,女性5名,平均年齢:70.5±7.5歳)を対象に,患者背景,生活環境,摂食状況,病状の経過そして対応方法についてまとめた.嚥下障害のレベルはALS FRSswをもとにスコア化した.一定の段階でのスコアを維持できた者が2名,緩やかに減少した者が2名,急激に減少した者が4名と経過が様々であった.その要因として,生活環境の変化,経管栄養・気管切開の導入の有無が考えられた.このような進行性の疾患に対してALS FRSswによる分析は,訪問診療での適切な対応を選択するための有用な指標の一つと言える. |