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サカト サリナ
SAKATO SARINA
坂戸 紗里奈 所属 朝日大学 歯学部 口腔病態医療学講座 口腔外科学 職種 助手 |
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| 発表年月日 | 2026/05/10 |
| 発表テーマ | 初めて経験した気管切開 |
| 学会区分 | 全国学会 |
| 発表形式 | 口頭(一般) |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 発表者・共同発表者 | 田中貴子、長縄綱亮、上田順宏、坂戸紗里奈、松下貴裕、江原雄一、畠山大二郎、村松泰徳 |
| 概要 | 【緒言】
気管切開は,気道閉塞時や周術期における気道確保および呼吸管理を目的としており,頭頸部領域の手術を担う口腔外科医にとって不可欠な基本手技である.当科では早期より執刀経験を積ませる教育体制をとっている.特に挿管下にて気管切開を行うことで,安全性を確保しながら手技の習得を行える.今回,3年目の口腔外科医が指導医の監督下に気管切開を執刀した症例を経験したため,その概要を報告する. 【症例の概要】 症例は68歳,男性.右側下顎歯肉癌(cT4aN1M0)に対し,下顎区域切除術,頸部郭清術および腓骨皮弁再建術を施行した.術後の上気道閉塞リスクを考慮し,気管内挿管後に気管切開を行った.輪状軟骨下端より約3〜4cmほど縦切開を加え,電気メスで皮下脂肪組織を切開.胸骨舌骨筋を明示,白線に沿って切開し,甲状腺峡部を挙上温存後,第2〜3気管軟骨間に逆U字切開を加え,カニューレを留置した.術中および術後に重大な合併症は認めず,術後11日目にレティナへ交換し,呼吸状態,排痰状況を評価した上で術後17日目に気管孔を閉鎖した.抜去後も呼吸状態は安定していた. 【結果】 本症例を通じて,若手口腔外科医が適切な指導体制のもとで気管切開を経験することは,手技の習得にとどまらず,局所解剖の理解や気道管理能力および判断力の向上に有用であると考えられた.これらの経験は,今後の頭頸部手術における安全な周術期管理を行ううえで重要であると考える. |