スワベ タケシ
SUWABE TAKESHI
諏訪部 武 所属 朝日大学 歯学部 口腔機能修復学講座 口腔生理学 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2021/03/28 |
発表テーマ | ラットの口腔顔面感覚の神経節におけるアンジオテンシンⅡ受容体と上皮性ナトリウムイオンチャネルについて |
会議名 | 第126回日本解剖学会総会・全国学術集会・第98回日本生理学会大会 合同大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
国名 | 日本 |
開催期間 | 2021/03/28~2021/03/30 |
発表者・共同発表者 | 諏訪部 武, 安尾 敏明, 硲 哲崇, 中村 文彦 |
概要 | アンジオテンシンII受容体と上皮性ナトリウムチャネル(ENaC)は、味覚細胞のニューロンの興奮性を調節することが報告されている。口腔顔面感覚系におけるアンギオテンシンII受容体とENaCの役割を解明するために、ラットの三叉神経節と膝神経節におけるレニン-アンギオテンシン系、アンギオテンシンII受容体とENaCの遺伝子発現を調べた。麻酔下ラットから三叉神経節と膝神経節を採集し、これらの神経節から全RNAを抽出し、逆転写によってRNAテンプレートからcDNAを合成した。遺伝子発現レベルはリアルタイムPCRによって決定した。アンジオテンシノーゲン、レニン、ACE、ACE2、アンジオテンシンIIタイプ1a、タイプ1b、タイプ2受容体、およびENaC mRNAのαサブユニットの発現が、三叉神経節と膝神経節の両方で観察された。この結果は、口腔顔面感覚系の神経回路が、三叉神経節および膝神経節のアンジオテンシンII受容体およびENaCの活性化を介して調節されている可能性があることを示唆する。 |