ショウジ ナオト
SHOJI NAOTO
庄司 直人 所属 朝日大学 保健医療学部健康スポーツ科学科 健康体力科学 職種 教授 |
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発表年月日 | 2022/10/29 |
発表テーマ | 大学女子ホッケーチームを対象としたチームビルディングによる組織行動の変容 |
会議名 | 日本人間工学会東海支部2022年研究大会 |
主催者 | 日本人間工学会東海支部 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 岐阜 |
開催期間 | 2022/10/29~2022/10/29 |
発表者・共同発表者 | 宮永 栞, 庄司直人 |
概要 | 大学女子ホッケーチームを対象にチームビルディング・プログラム実施の効果を組織行動の変容から検証した。大学女子ホッケーチームの18名を対象に不連続の3日間合計約9時間のチームビルディング・プログラムを実施した。そのチームビルディンの実施(時間経過)をファクターとし、アウトカムはパフォーマンスの代理指標となるチームの行動(組織行動)とした。具体的にはウォーミングアップの所要時間をアウトカムとした。チームビルディング実施前後のウォーミングアップの所要時間をBland-Altman分析を用い分析した。その結果、学年別で見た場合、3年生の2グループに固定誤差があることが示された。この結果から、チームビルディングの効果がチーム行動(組織行動)に現れる可能性が示唆された。従来は、その効果を質問票調査によって検証する研究が多く、競技にどれだけその効果が還元されるのか疑問視されていた。実施時期もプログラム実施の直前・直後と、そのバイアスを検討する必要があった。しかし、本研究では組織行動をチームパフォーマンスの代理指標にした検証の可能性を示すことができた。この点に本研究の意義があると考察された。 |