カワノ サトシ   KAWANO SATOSHI
  河野 哲
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 歯科保存学(歯内療法学)
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   教授
発表年月日 1999/05/14
発表テーマ 強酸性水の象牙質脱灰作用について -pHと象牙質粒子径の影響-
会議名 第110回 日本歯科保存学会
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 屋我嗣彦,五藤芳嗣,河野 哲,斎藤達哉,吉田隆一,関根一郎
概要 蒸留水に微量の食塩を加え、電気分解を行うと強酸性水が生成されることが知られている。我々は根管治療に応用することを目的として実験を行ってきた結果、象牙質脱灰作用による根管清掃効果が認められると報告した。これを左右する因子としては、pHと象牙質粒子の大きさが考えられる。そこで、これらの因子について詳細に検討を加えた結果、pHは上昇するに従い脱灰率は低下、粒子径はある程度の大きさが必要であることが判ったものの、さほどの差は認めなかったことより、強酸性水の有する脱灰力は、象牙質粒子径の違いよりもpHの変化に大きく影響を受けることが示唆された。