ゴトウ タカシ   GOTO TAKASHI
  後藤 隆志
   所属   朝日大学  歯学部 口腔病態医療学講座 歯科麻酔学
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   准教授
発表年月日 2024/03/15
発表テーマ A multicenter exploratory clinical study of the usefulness and safety of intravenous sedation with remimazolam in dental practice: Single and continuous ascending-dose study
会議名 17th International dental congress on anesthesia, sedation and pain control(IFDAS 2024)
主催者 International Federation of Dental Anesthesiology Societies
学会区分 国際学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
国名 アメリカ合衆国
開催地名 USA(Las Vegas)
開催期間 2024/03/14~2024/03/16
発表者・共同発表者 Goto T, Koshika K, Hayashi S, Yoshida K, Tsuya R, Ichinohe T, Sakurai S
概要 レミマゾラムは短時間作用型ベンゾジアゼピン系薬物のため,調節性が良く,強力な健忘作用を有するため,歯科治療中の鎮静法に適する薬物であると考えられる.さらに,拮抗薬も存在するため,安全性も高い.しかし,本邦では全身麻酔にしか適応がないため,静脈内鎮静法で使用することはできない。そこで,本研究ではレミマゾラムを単回投与(0.08 mg/kg)した後に0.2または0.4 mg/kg/hで持続投与した時の鎮静深度および安全性を評価した.その結果,投与後2分で至適鎮静レベル(MOAA/Sスコア:1-4)を得ることができた.また,試験中に生じた呼吸器系有害事象は軽度であり,下顎挙上により容易に管理可能であった.以上より,レミマゾラムは歯科治療中の鎮静薬として有用な薬物であることが示唆された.