カトウ タケル
KATO TAKERU
加藤 尊 所属 朝日大学 保健医療学部健康スポーツ科学科 スポーツ科学 職種 教授 |
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発表年月日 | 2015/11 |
発表テーマ | 筋横断面積と骨塩量・骨密度との関係 |
会議名 | 日本人間工学会東海支部会 |
開催地名 | 名古屋 |
発表者・共同発表者 | 大西敦子,大西範和,奥森晴香,菊池太郎,山本純子,山下剛範,加藤 尊 |
概要 | 若年と中高年では、上腕中位部筋横断面積に有意な差が認められなかったにも関わらず、中高年の骨塩量・骨密度は、全ての橈骨遠位端部測定部位で有意に低値であった。中高年の活発なスポーツ活動を含む高強度の負荷が手首に加わる機会が減少していることが挙げられよう。地面を介して直接的に負荷が加わることない中高年の橈骨は、同じ長管骨であるが、大腿骨とは異なるタイプの運動によって骨への適応が起こる可能性が示唆される。すなわち、中高年の下肢では、筋量を肥大させるためのトレーニングでも骨強度の低下した骨にとって有効な刺激となる可能性がある一方で、上肢では、強度、インパクトの高い負荷が骨量の維持に有効である可能性が示されたと言えよう。 |