ゴトウ タカシ
GOTO TAKASHI
後藤 隆志 所属 朝日大学 歯学部 口腔病態医療学講座 歯科麻酔学 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2024/03/15 |
発表テーマ | Unlocking the diagnostic potential of basophil activation tests in anaphylactic shock history patients: timing and clinical utility |
会議名 | 17th International dental congress on anesthesia, sedation and pain control(IFDAS 2024) |
主催者 | The International Federation of Dental Anesthesiology Societies (IFDAS) |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
国名 | アメリカ合衆国 |
開催地名 | Las Vegas |
開催期間 | 2024/03/14~2024/03/16 |
発表者・共同発表者 | Goto T, Sakurai S |
概要 | アナフィラキシーショックの既往を有する患者が歯科医院に来院することは多々ある.アナフィラキシーの再発は患者の負担とリスクを増大させるため,アナフィラキシーの再発を予防することは重要である.近年,好塩基球活性化試験(BAT)は,アナフィラキシーの原因物質を特定するためのin vitro試験として注目を集めている.しかし,BATは研究段階の試験であるため,最適なテスト時期など,不明な点が多々ある.この研究では,アナフィラキシーショックの既往歴とBATにて陽性の結果であった患者を対象としてBATを長期にわたって実施し,好塩基球活性化率の変化を観察した.その結果,セファゾリンが原因のアナフィラキシーショック発症後のBAT結果は,33,151,161,306および395日目に陽性であったが,504日目以降は陰性であった.ラテックス製品のBAT結果は,アナフィラキシーショック発症後133日目と1779日目に陽性であった.以上より,原因物質や検査時期によってBATの結果が変化するため,BATの実施時期や解釈には注意が必要である. |