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ゴトウ タカシ
GOTO TAKASHI
後藤 隆志 所属 朝日大学 歯学部 口腔病態医療学講座 歯科麻酔学 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 准教授 |
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| 発表年月日 | 2024/12/14 |
| 発表テーマ | COVID-19パンデミックの教訓を活かした口腔衛生センターでの感染予防への取り組み ー 平穏を取り戻した今だからこそ行うべきこと ー |
| 会議名 | 第41回 日本障害者歯科学会 |
| 主催者 | 日本障害者歯科学会 |
| 学会区分 | 全国学会 |
| 発表形式 | ポスター |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 開催期間 | 2024/12/13~2024/12/15 |
| 発表者・共同発表者 | 坂下晴香,後藤隆志,関戸優子,名超美登利,小林万里子,吉川志保,酒井美穂, 作 陽子,扇 照人,川崎雅敏,牧 宏行,柴山嘉和,岸本敏幸, 櫻井 学, 加藤伸一 |
| 概要 | 本研究では,感染予防対策に重要な診療室内の衛生状態を可視化することで,診療室内の衛生状態が大幅に改善できたので、その概要について報告した.診療室内の衛生状態を評価するために総アデニル酸(ATP,ADPおよびAMP)を汚染指標として,ルミテスター@を用いた汚染状態の「見える化(数値化)」を行った.その後,スタッフに対して現在の診療室内の汚染状態を伝達し,衛生管理(清掃)のポイントを説明し,その前後の汚染状態を比較検討した.検査箇所は診療室内の計70ヶ所とし,検査は盲目的かつ抜き打ちで行った.衛生状態の推奨基準値は予備実験を参考にして,合格:1,600 RLU(Relative Light Unit)未満,要注意:1,600 - 3,200 RLU,不合格:3,200 RLU以上と設定した.本研究を行う前の診療室内の汚染状態は平均19,351 RLUと極めて不良であったが,診療後に5,10または15分間の清掃活動を取り入れたところ,10および15分間清掃後の汚染状態は平均1,065 RLUと有意に低下した(Wilcoxon t-test,p <0.01).また,有機物の清掃には約2μmの超極細繊維のメンテナンスクロスが有効であることが示唆された. |