ウノ ミツノリ
UNO MITSUNORI
宇野 光乗 所属 朝日大学 歯学部 口腔機能修復学講座 歯科補綴学(固定性義歯学) 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2010/11/21 |
発表テーマ | 白金ナノ粒子添加が歯科用陶材の物性に及ぼす影響 |
会議名 | 平成22年度日本補綴歯科学会東海支部総会ならびに学術大会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 藤枝督史,宇野光乗,倉知正和,若松宣一,土井 豊 |
概要 | 陶材に金属粒子を添加した場合,ガラス中に溶解した金属イオンのイオン交換反応,あるいはマトリックスガラスの熱膨張係数との違いに起因する残留応力による破壊靭性の向上が期待されている.そこで本研究では,白金ナノ粒子の添加が,陶材の破壊靱性にどのような影響を与えるのか検討した.Hvと2aはcontと比較して,Pt500は有意な差を認めなかった.KICはcont(1.36MPam1/2)と比較して,Pt500(1.42MPam1/2)は有意に大きな値を示した.以上の結果から,陶材の高靱化には,白金ナノ粒子の添加が有用であることが示唆された. |