サコ ノリタカ
SAKO NORITAKA
硲 哲崇 所属 朝日大学 歯学部 口腔機能修復学講座 口腔生理学 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2007/08/31 |
発表テーマ | C57BLマウスにおけるL-Glutamyl-L-cysteinylglycineと各種うま味物質の混合による味覚増強効果 |
会議名 | 第49回歯科基礎医学会学術大会 |
主催者 | 歯科基礎医学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 札幌市 |
発表者・共同発表者 | 硲哲崇, 山本隆 |
概要 | ワインを初めとするいくつかの食品に含まれるL-Glutamyl-L-cysteinylglycine(GSH)が、うま味物質と同時に存在するとその味質が増強されいわゆる“コク味”として評価されることが、ヒトを対象とした官能検査で知られている。本研究では、実際にこの効果が味覚受容器上のどのような効果により起こっているのかを調べるために、行動学的および電気生理学的実験を行ったものである。その結果、GSHがイノシン酸存在下では嗜好増強および神経応答増強効果をもたらすものの、同じうま味でもグルタミン酸存在下では、影響がないことがわかった。これらのことから、GSHはグルタミン酸受容サイトにアタックして、味覚増強作用を発揮していることを明らかにした。 |