イワタ シュウスケ   IWATA SHUSUKE
  岩田 周介
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 口腔生理学
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   講師
発表年月日 2026/09/05
発表テーマ Stimulus repetition by artificial sweetener increases expression of a biosyn thesizing enzyme of endocannabinoid in mouse taste buds
会議名 歯科基礎医学会第68回学術大会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催期間 2026/09/05~2026/09/06
発表者・共同発表者 岩田周介、安尾敏明、安松啓子、硲哲崇、二ノ宮裕三
概要 2-Arachidonoylglycerol(2-AG)は主要な内因性カンナビノイドの一つであり,CB1
を介して甘味感受性味細胞の応答を増強する。2-AGは,GPCR細胞内シグナル経路にお
いて生じたdiacylglycerolから,diacylglycerol lipase(DAGL)により産生される
。DAGLはT1R3陽性味細胞に共発現することから,甘味受容体T1R2/T1R3の活性化が2-A
G産生を誘導し,甘味応答を増強することが予想された。そこで,単一味刺激の反復
提示がマウス鼓索神経(CT)応答に及ぼす影響を検討した。結果,人工甘味料SC4564
7およびスクロースに対するCT応答は反復刺激により徐々に増強したが,グルコース
や他の基本味刺激では同様の変化は認められなかった。この増強はT1R3遺伝子欠損マ
ウスでは消失し,CB1拮抗薬AM251により抑制された。さらに,人工甘味料の反復刺激
はマウス茸状乳頭におけるDAGL mRNA発現を増加させた。以上より,反復する甘味刺
激によるT1R2/T1R3の持続的活性化が2-AG産生を促進し,CB1を介して甘味応答を増強
することが示唆された。