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カミヤ マサコ
KAMIYA MASAKO
神谷 真子 所属 朝日大学 保健医療学部救急救命学科 教養基礎講座 職種 教授 |
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| 発表年月日 | 2025/09/05 |
| 発表テーマ | ブラジル産グリーンプロポリス含有 4-META/MMA-TBB レジン系修復材料の試作 |
| 会議名 | 第67 回歯科基礎医学会学術大会 |
| 主催者 | 歯科基礎医学会 |
| 学会区分 | 全国学会 |
| 発表形式 | ポスター |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 国名 | 日本 |
| 開催地名 | 小倉 |
| 開催期間 | 2025/09/05~2025/09/07 |
| 発表者・共同発表者 | 鶴田 はねみ、神谷 真子、シィファ ラハマン、新谷 耕平、池野 久美子、 中村 源次郎、川木 晴美、奥山 克史、近藤 信夫 |
| 概要 | 【目的】4-META/MMA-TBBレジンは歯質接着性や生体親 和性に優れ、歯科用接着材として広く使用されている が、これに治癒効果の促進を目的としてブラジル産グ リーンプロポリス(Brazilian Green Propolis: BGP) の添加を試みた。我々は既に、BGPが抗D3抗体刺激脾 細胞の炎症性サイトカイン(IFN-γ)の産生を抑制し、 IL-2の産生を介して抑制性サイトカイン産生を促進す ること、およびBGP添加4-META/MMA-TBBレジンは機械 的強度が損なわれないことを確認している。本研究で は抗炎症作用への影響を評価した。 【方法】MMAに0.5 ~ 10 wt% BGPを添加した4-META/MMATBBレジン(Super Bond、サンメディカル)を用いた。 24週齢以上のC3H/HeN系雄性マウスの脾細胞をRPMI 1640 培地に懸濁し、48ウェルプレートにBGP含有レジン硬化 体を敷き、抗CD3抗体ビーズと共に脾細胞を播種し37 ℃、5 %CO2で48時間培養した。培養上清中のIL-2産生 量をELISA法で測定した。 【結果】BGP添加群では、コントロールと比較してIL-2 産生量の増加が認められた。 【結論】BGPを混和した4-META/MMA-TBBレジンは、接触 培養した抗CD3抗体刺激脾細胞のIL-2産生を促進する ことで、抑制性サイトカイン産生を促進する可能性が 示された。 |