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カミヤ マサコ
KAMIYA MASAKO
神谷 真子 所属 朝日大学 保健医療学部救急救命学科 教養基礎講座 職種 教授 |
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| 発表年月日 | 2025/09/05 |
| 発表テーマ | ブラジル産グリーンプロポリス(BGP)の主要成分 Artepillin C による抗体刺激 マウス脾細胞の炎症性および Th2 サイトカイン産生制御 |
| 会議名 | 第67 回歯科基礎医学会学術大会 |
| 主催者 | 歯科基礎医学会 |
| 学会区分 | 全国学会 |
| 発表形式 | ポスター |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 国名 | 日本 |
| 開催地名 | 小倉 |
| 開催期間 | 2025/09/05~2025/09/07 |
| 発表者・共同発表者 | シィファ ラハマン、鶴田 はねみ、神谷 真子、髙橋 萌、池野 久美子、 中村 源次郎、川木 晴美、村松 泰徳、奥山 克史、近藤 信夫 |
| 概要 | 我々は既に、ブラジル産グリーンプロポリス(BGP) が、その主要成分であるアルテピリンC(Art-C)を介し て抗CD3抗体刺激脾細胞の炎症性サイトカインを抑制 する一方でIL-2産生を顕著に促進し、抑制性サイトカ インを促進することを示してきた(Tsuruta H,2022)。 一方、中国産プロポリス(CP)の主要成分であるカ フェイン酸フェネチルエステル(CAPE)も、刺激脾 細胞の炎症性および抑制性サイトカイン産生に対し て、Art-Cとよく似た制御を行うことが判明し(Ando M,2023)、さらに CAPEがIL-2を介してIL-4およびIL-10 産生を促進していることを明らかにした(Takahashi M,2024)。 本研究では、Art-Cによる刺激脾細胞の炎症性サイ トカインおよび抑制性サイトカインであるTh2サイト カイン産生におよぼす影響を評価し、抗IL-2中和抗体 を用いて、それらサイトカイン産生に関与するIL-2の 機能について検討した。その結果、Art-Cは刺激脾細 胞においてIL-2を介してIL-4、IL-10などのTh2サイト カイン産生を促進することと、IL-5、IL-13産生を抑 制するが、これらの産生は部分的にIL-2の機能により その産生が維持されていることが判明した。 |