カイハラ ヤスタカ
KAIHARA YASUTAKA
海原 康孝 所属 朝日大学 歯学部 口腔構造機能発育学講座 小児歯科学 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2022/05/19 |
発表テーマ | 成長期終了後には口唇閉鎖不全症が減少するか? |
会議名 | 第60回 日本小児歯科学会大会 |
主催者 | 日本小児歯科学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 幕張メッセ国際会議場 |
開催期間 | 2022/05/19~2022/05/20 |
発表者・共同発表者 | 海原康孝, 永岑光恵, 稲田絵美, 村上大輔, 野上有紀子, 加藤智樹, 松川千夏, 山崎要一, 齊藤一誠 |
概要 | 成長期終了後の若年者の口唇閉鎖不全の割合と関連因子を調査した。口唇閉鎖不全が疑われる者の割合は全対象者の28.6%で,年齢により割合の差は認められなかった。因子分析により「口呼吸・口唇閉鎖不全」,「鼻・のど」「口臭」「歯・歯肉の状態」「唇の乾燥」の 5つの因子が抽出された。「口呼吸・口唇閉鎖不全」の因子との相関係数は,「歯・歯周状態」(0.558)が最も高く,次いで「唇の乾燥」,「鼻疾患」,「口臭」の順であった。また,咀嚼や捕食への弊害を自覚しにくくなる可能性が示唆された。以上より,口唇閉鎖不全症は自然治癒が難しい疾患であり,原因や弊害が認識されやすい小児期から介入することが重要であると考えられた。 |