ヤスオ トシアキ   YASUO TOSHIAKI
  安尾 敏明
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 口腔生理学
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   講師
発表年月日 2018/08
発表テーマ 味覚の生理学的意義 味覚はなぜあるのか?
会議名 ペンシルバニア日本人会
単独共同区分 単独
発表者・共同発表者 安尾敏明
概要 味覚は、食を通して健康を維持する上で欠かせない重要な感覚です。味覚の受容により、おいしさなど快不快の情動、咀嚼運動、唾液、消化液、ホルモン、満腹物質などの分泌など、食にかかわる様々な調節系が働き、生体の恒常性維持に働いています。食調節系の破綻は肥満や高血圧など生活習慣病を導くことから、消化管の入り口で化学シグナルを検知する味覚の役割は極めて重要だと考えられています。今回は、「日頃疑問に感じている味覚の不思議」から、生体における味覚の意義、基本的な味覚受容器の構造や投射経路、最近の味覚研究について、口腔領域(唾液等)の内容と含めて紹介した。