スワベ タケシ   SUWABE TAKESHI
  諏訪部 武
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 口腔生理学
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   准教授
発表年月日 2021/09/24
発表テーマ OD􏰉/shiJcl-od/odラットにおける小腸刷子細胞
会議名 日本味と匂学会 第55回大会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 オンサイト(福岡)とオンラインのハイブリッド開催
開催期間 2021/09/22~2021/09/24
発表者・共同発表者 安尾 敏明、諏訪部 武、中村 文彦、硲 哲崇
概要 近年、マウスにおいて、 腸管刷子細胞が味覚関連分子を発現し、エネルギー代謝や免疫に関わり、寄生虫感染 時に杯細胞と共に過形成すること、ODラットではVC欠乏時に、血中の炎症誘発性サイ トカインが上昇し、回腸の杯細胞が増加すること、VC欠乏症では腸管出血等の胃腸症 状が出現することが報告されている。そこで、本研究では、ODラットの回腸に刷子細 胞が存在するのかどうか、また、VC欠乏時に回腸刷子細胞に変化が起きる可能性があ るのかどうかを明らかにするために、ODラットをVC欠乏群と非欠乏群の2群に分け、 免疫組織化学染色法にて、両群の回腸における刷子細胞のマーカー分子であるDCAMKL 1陽性細胞数を解析した。その結果、ODラット両群間おいて絨毛の長さあたりのDCAMK L1陽性細胞数に有意差は認められなかった。以上の結果から、OD ラットの回腸にお いて、腸管刷子細胞が存在し、VC欠乏時にも存在するが、VC欠乏により、回腸刷子細 胞の過形成は起きない可能性が示唆された。