トモフジ タカアキ   TOMOFUJI TAKAAKI
  友藤 孝明
   所属   朝日大学  歯学部 口腔感染医療学講座 社会口腔保健学
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   教授
発表年月日 2018/10/21
発表テーマ ラット歯周病モデルにおける血清miRNAと肝臓への影響
会議名 第39回岡山歯学会総会・学術集会
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 友藤孝明
概要 本研究の目的は、ラット歯周病モデルにおいて、血清miRNAと肝臓のmRNAの発現および病変との関係を調べることであった。8週齢Wistar系雄性ラット16匹を、歯周病群(8匹)と対照群(8匹)の2群に分けた。歯周病群では、歯周組織の破壊および肝臓の炎症性変化を認めた。また、歯周病群では、51種類(増加12種類、減少39種類)の血清miRNAが、対照群と比べて1。5倍以上発現比が異なっていた。一方、肝臓では35種類(増加14種類、減少21種類)のmRNAが、歯周病の有無によって発現比が2倍以上違った。さらに、2倍以上発現比が異なる肝臓のmRNAの内、Gpr12、Hyou1、Rgma、Rad51、Dusp4、Chac1、Ier5、Ybx3、Pard6g、Bloc1s3、Sephs2およびIl7は、歯周病の有無で変動した血清中のmiRNAの標的遺伝子となることが、バイオインフォマティクスによる解析で分かった。